細菌をやっつけてくれるクラビット
皮膚科や眼科、などの病院に感染系の症状でいったときに、クラビッドというややオレンジ色かかった第一三共製薬のお薬を処方されたことはありませんか?
この薬の名前の由来は、「CRAVE」(熱望する)と「IT」(それ)という言葉を合体して、「それを待ち望む」という意味だそうです。
既に海外で発売されていたものを日本でも発売したい、という気持ちから、このネーミングとなったそうです。
このお薬の主な効能は、高い殺菌作用により、細菌の増殖を防ぐ、という物です。
ですから、何かの細菌が原因かと疑われる場合に、この薬が処方され、少しでも細菌が増えないようにするわけです。
しかしながら、予備知識としてしっておいたほうがいいのが、クラビットは悪い細菌だけでなく、良い細菌も殺菌してしまうため、服用した患者さんによっては、下痢の症状を訴える方もいらっしゃいます。
その場合はご心配なさらずに、上述しましたとおり、おなかの中のよい菌までも殺菌されてしまったものとご理解下さい。