様々な症状の治療に効果があるクラビット錠
クラビット錠は合成抗菌剤というもので、これは咽頭炎・喉頭炎や肺炎、気管支炎や扁桃炎など呼吸器の感染症、それから副鼻腔炎など鼻の感染症、中耳炎など耳の感染症、腸管や胆道や泌尿生殖器の症状など様々なものの治療に有効です。
そして、その作用として細菌が増殖するにあたって必要になる、タンパク質の元になる核酸というものの生成をさまたげて、細菌を死滅させる効果があります。
なおキノロン系、またピリドンカルボン酸系の合成抗菌剤です。
服薬の仕方に関しては、その日の食後に医師に言われたとおりの1日の服薬の量を飲み、そして服薬の回数を守りましょう。
自分の判断で服薬の量や服薬の回数を変えてはいけません。
その副作用については、敏感な人は発疹などアレルギー症や日光過敏症と呼ばれるものが起こることがあります。
またクラビットを服薬している間は、直射日光に長時間に亘って当たらないようにしましょう。
それから、重い心臓や腎臓や肝臓の病気、重い脳動脈硬化症や重症筋無力症の人、また脳や脊髄の病気、妊娠中や以前にキノロン系合成抗菌剤を服薬して何らかの症状が起きた人、糖尿病やてんかんなどの人は、事前にきちんと医師にそのことを伝えましょう。